口うるさく言い過ぎ??
前回のつづき。(前回の記事はこちら)
身の回りのことを自分で出来るようになることが、自制心に繋がるということ。
だけど、身の回りのことを出来るようになるまでに、毎日毎日毎日毎日・・・おんなじことを何回言っているんだ!!!
と思うことありますよね。
私は毎日思っています。
今だったら、洗濯の時、一郎のポケットに必ずティッシュとハンカチが入ったままになっていること。
ひとつの事しか頭に置けない一郎には、服を脱ぐ時にポケットから取り出すのは難しいようで、一年以上言い続けても無理でした!
一年も経つ前にまじめに対策を考えれば良かったのですが、幼稚園の間はティッシュは使わなかったので、(幼稚園に箱ティッシュを置いてあるため)とにかくハンカチを出してと言い続けました。
しかし!!
小学生になったら、ポケットティッシュをポケットに入れることを強制されました!
一郎の性格をわかっている私は、初めはランドセルに入れさせましたが、どうやらポケットに入れなくてはいけないようでした。
これは緊急事態です。
ティッシュは絶対洗濯したくない!!
私が洗濯の時に必ず忘れずに出してあげられる自信もない!!(ここも問題…)
ということで、ついに私も本気で考え出しました。
まだ何も頭にない、帰った瞬間が一番のねらい目だと思い、
帰ったらすぐティッシュは自分のかご、ハンカチは洗濯物のかごに入れるということにしました。
しかし、予想はしていたものの、一郎は毎日必ずその行動を忘れます。
余りに毎日忘れるので時にイライラしたり怒りながら「ハンカチとティッシュ出して!」
と言っています。
その時期その時期で、同様のことがあります。
その時は、いつになったら・・・とイライラしたり、途方に暮れるのですが、
この種の悩みは気付くと解決して次の悩みに移っていますよね。
副園長先生はおっしゃいました。
「毎日毎日、何回、何十回言えばいいのかしら?こんなに口うるさく言って大丈夫かな?って思いますよね。
大丈夫です。
忘れますから。
口うるさく言われたことを忘れて、そのかわりそれが習慣になるんです」
私はなるほどと思いました。口うるさく言っていたことは気付くと子供の習慣になっていきます。初めから出来たような風にして。
外から帰ったら手を洗うこと。
洗濯物は洗濯籠に入れること。
お菓子はおやつの時間だけ食べられること。
習慣になるまで何百回同じことを言ったかわかりません。でも今は、教えてもらって出来るようなったなんて思ってもいないでしょう。
だから、口うるさく言っても大丈夫!!!
子供はそんなことすっかり忘れちゃうんです!
でも、言い方は気を付けなきゃいけないな、とは思います。つい、
「なんでこんな事何度も言ってるのに出来ないの!」
という言い方をしてしまう時があるけど、そういう、「あなたがダメ」的な言い方は良くないですよね。
何度も同じこと言うのが当たり前か、と思ったら、私も心置きなく繰り返し言うことが出来る様になりました(^o^)
これからもじゃんじゃん口うるさく言います!!
まんまる